名優ソン・ガンホ カンヌ映画祭で男優賞受賞
28日に日程が終了した「カンヌ映画祭」。日本の映画がわりと受賞することでも注目される映画祭ですが、今年の注目の一つは是枝裕和監督の作品「ベイビー・ブローカー」でした。是枝監督といえば、2018年に「万引き家族」でこの映画祭の最優秀賞であるパルムドールを獲得しており、今回は2回目が期待されたのです。残念ながらパルムドールは逃したものの、主演のソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞したことで、作品自体の評価も高まりました。さて、そのソン・ガンホについて少しお話してみましょう。
初めてソン・ガンホという名前を覚えたのは、僕が初めて見た韓国映画「シュリ」(2000年)でした。主人公の相棒という役柄で、韓国の諜報機関のエリートということで、かっこよかったですよ。以後、僕が見る韓国映画に、どういうわけかこのソン・ガンホが出てくるものが多く、あらゆる役柄を幅広く演じるので、僕も「すごい役者だなあ」と感じたものです。見た作品を並べてみましょう。
「大統領の理髪師」・・・有名な朴正煕大統領の理髪師として運命に翻弄される。
「グエムル 漢江の怪物」・・・娘が怪物に襲われてしまう、情けない貧乏な父親。
「スノーピアサー」・・・近未来SF、暴走列車に乗り合わせて悪と戦う。
「タクシー運転手」・・・光州事件に巻き込まれる計算高いタクシー運転手。
「パラサイト」・・・みなさんご存じ、アカデミー賞受賞作品。
とにかくこの役者のすごいのは役になりきっているところ。理髪師だったりタクシー運転手だったりしますが、どれもリアリティがあって、「そうだよなあ」と感服してしまうところ。そして「情けない親父」がよく似合うところ。上に上げた作品のうちいくつかは、このブログでもレビューをしていますので、興味があったら検索してみてください。男優賞受賞も納得といったところでしょうか。
今回話題となった「ベイビー・ブローカー」は、さっそく6月24日から日本でも公開されるということで、久しぶりの韓国映画をみにいくことになりそうです。
初めてソン・ガンホという名前を覚えたのは、僕が初めて見た韓国映画「シュリ」(2000年)でした。主人公の相棒という役柄で、韓国の諜報機関のエリートということで、かっこよかったですよ。以後、僕が見る韓国映画に、どういうわけかこのソン・ガンホが出てくるものが多く、あらゆる役柄を幅広く演じるので、僕も「すごい役者だなあ」と感じたものです。見た作品を並べてみましょう。
「大統領の理髪師」・・・有名な朴正煕大統領の理髪師として運命に翻弄される。
「グエムル 漢江の怪物」・・・娘が怪物に襲われてしまう、情けない貧乏な父親。
「スノーピアサー」・・・近未来SF、暴走列車に乗り合わせて悪と戦う。
「タクシー運転手」・・・光州事件に巻き込まれる計算高いタクシー運転手。
「パラサイト」・・・みなさんご存じ、アカデミー賞受賞作品。
とにかくこの役者のすごいのは役になりきっているところ。理髪師だったりタクシー運転手だったりしますが、どれもリアリティがあって、「そうだよなあ」と感服してしまうところ。そして「情けない親父」がよく似合うところ。上に上げた作品のうちいくつかは、このブログでもレビューをしていますので、興味があったら検索してみてください。男優賞受賞も納得といったところでしょうか。
今回話題となった「ベイビー・ブローカー」は、さっそく6月24日から日本でも公開されるということで、久しぶりの韓国映画をみにいくことになりそうです。
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