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インフォーマー 3秒間の死角

 年末になって映画業界も、そろそろ年末体制にはいってきますが、僕が「これは見たい」と思えるのは「スターウォーズ」くらいでしょうか。そこで、どんな映画か宣伝もあまりされていない作品を見に行ってみようと思って「インフォーマー 3秒間の死角」にしました。関心があったのは主演の俳優ジョエル・キナマンという人をアマゾン・プライムの作品で見て印象に残っていたからです。しかも共演がロザムンド・パイク、クライブ・オーウェン、コモンなどそうそうたる顔ぶれ。なんで宣伝に力が入らないのだろうと思ったら、イギリスの映画なんですね。

 主人公ピート・コズローはかつて特殊部隊の精鋭隊員だったが、戦地でのトラウマから殺人事件を起こし収監されていた。しかし彼の優秀な能力を見抜いたFBIは、釈放をえさにして彼を麻薬捜査に協力させる。ピートは東欧からの移民だったのでそのルートの売人として潜入捜査に乗り出した。
 ある日、特殊麻薬の大量取引が行われ、ピートも現場に立ち会う。当然FBIが仕組んだ罠で、一味を逮捕する予定だった。しかし、そこに現れたのはニューヨーク市警の若手警察官。素性を見透かしたピートは警察官を助けようとするが一味に撃たれた警官が死んでしまう。FBIの捜査は頓挫し、しかもピートは市警から警官殺しとして追われるはめになるうえ、一味のボスからも警察のスパイではないかと疑われる。

 ボスは「疑いを晴らして、女房と子供を守りたかったら、刑務所に戻って所内で麻薬のルートを作れ」とピートに命じる。一方、FBIもこのアイデアに便乗してピートに「ルートを作るふりをして、一味の名簿を集めろ」と指示する。あちらを立てればこちらが立たず・・・、しかしピートは決然と刑務所に戻っていく。独特の嗅覚で、所内の状況を見抜き、素早く役割を果たすピート。ところが、途中でピートの素性がばれそうになると、FBIは彼を見捨てて一切関知しない態度に出る。

 怒ったピートは、三方から命を狙われる中、決死の作戦を敢行する。彼が助かるわずかなチャンスは数秒間か・・・。

 2時間弱ですが、最初から最後まで緊張が続きます。お話しとしてはよくあるパターンではありますが、役者さんの存在感がすごくて、しかも悪役も非常に手強い。全く知らなかった作品ですが、これは拾いものですよ。
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

記述式、やめるってよ

 やはりというか、当然というか、どうやら政府は大学受験に関する「数学と国語の記述式問題」をやめる方向に動いているようですね。いやもう1ヶ月前に英語の民間試験導入を延期したばかりで、政府の対応としてはなかなか早い。「桜を見る会」については、言を左右にして資料も出さないし、データは復元できないなどと逃げ回っていますが、さすがに国民の大多数が関心をもっている受験で批判されては、支持率にもかかわるということでしょう。

 いや本当に、この受験の問題では考え方の左右を問わず、猛批判が起こっていますからね。しかも導入を推進してきたのは安倍政権で、担当の文科大臣は安倍の家来である下村博文。こいつにまた受験産業が群がり、おそらく文科省の役人も天下り先を開拓するために結託していたのでしょう。
 そして国民の批判が盛り上がると、まず気にしだしたのは公明党。これまでも軍事体制の強化なので創価学会の会員から批判されていましたが、ごく一部の会員に留まっていた。しかし今回の問題では、受験生を抱える保護者の会員などから突き上げがあったのではないでしょうか。そこで、ようやく政府・自民党に対して記述式問題の実施延期を求めたのでしょう。野党から批判されても、簡単には動かない政府もさすがに与党内部から批判されれば気になるもの。しかも菅さんなど「内閣府」の連中からすれば、「悪いのは文科省」ということで安倍さんを助けることができるので、それならやめておけばいいという結論です。

 このブログでも前から話しているように、共通テストについてはマークシート方式でなんの問題もありません。「学習指導要領が変わったから」??、そんなものはどうでもいいですよ。文科省の役人の作文でしかない。まずは50万人もの学生が公平に受験できなければ意味がありませんからね。
 そして各大学が、二次試験でじっくり記述式の問題で能力を見ればいい。僕たち40年以上前に受験した人間は、共通テストはなくて最初から二次試験みたいなもんでしたよ。しかも英・数・国・理・社の5教科ですべて記述式、3日間かけての試験です。やるならこのくらいやらなきゃ。

テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

なぜ中村さんが殺されなければならないのか

 ここしばらくの訃報の中でも、もっとも悲しいものです。「ペシャワール会」の代表である中村哲さんが、何者かに銃撃され死亡したんですね。第一報が入ったときはまだ重傷ということで、なんとか助かるのではないかと希望を持っていたのですが、最終的に亡くなられたということで、「なぜ中村さんが」という、やり場のない疑問が生じます。
 おそらく今週末にかけて、中村さんの業績が細かく紹介されるとおもいますから、僕が改めてお話しするほどではありません。しかもお目にかかったこともありませんが、一応大学の先輩と言えば先輩にあたるため、自分で勝手に尊敬してきた人なので、少し語っておきたいと思うのです。

 1980年代からアフガニスタンに医療奉仕団として入った中村さん。しかし、対症療法で人々を助けても根本的な救済にならないことに気づきます。それは現地の人々の貧困と、環境問題なんですね。つまり人々が仕事を得て、自活できることと、きれいな水を確保して健康に生活できること。これこそがアフガンの人々に重要。そこで中村さんたちは、各地に井戸を掘ることから始めて、やがて広大な農地を作り出すことに成功します。

 しかし、中東地域は、ご存じのようにまったく政治が安定しませんでした。とくに2001年の同時多発テロ以降、アメリカのでたらめな正義によって、中東は荒れ放題になって「国家」の形が壊れていきました。アフガニスタンも一時的にタリバンが米軍によって後退させられましたが、米軍が縮小していくと再び勢力を拡大し、今や国の半分はこのタリバンやイスラム国の残党が支配しているという状況。
 もちろん中村さんたちの功績を知っているグループもいるでしょうが、一方で「あいつらは政府の味方じゃないか」と外国人を忌み嫌っている連中も存在してしまう。日本人もかつては中東で比較的信頼されていましたが、これも同時多発テロ以降のアメリカ一辺倒の日本の姿勢によって変化してしまったのです。

 残念ながら、こうした現地の状況では住民への支援活動は細るばかりではないか。「貧困からの脱出」「豊かな食料」、まさに紛争解決に大事なことなのに、それに努力している人が殺害されてしまう。つくづく身勝手なアメリカを含む先進国の姿勢に(もちろん日本も含めて)、悲しさがつのります。中村さんの足跡を想い出にしてはいけない、今こそ超党派で中東への支援を考えなければいけません。

テーマ : 気になったニュース
ジャンル : ニュース

やっぱり夜は寒い

 2日の夜、歳暮を買いに井筒屋に行きました。ついでに夕食も食べようということで、予約もしていませんが、どこか開いていたらと思って出かけました。ところが、昼は大して寒くなかったのですが、夜になるとさすがに気温が下がり、しかも雨がパラパラしてきました。なので、井筒屋に戻って食堂街の中の店に行くことにしました。

 まずは井筒屋から外に出てみたところ
2019イルミ02

2019イルミ01
 上は井筒屋新館のイルミネーション。毎年趣向をこらしてます。下は、遠目に小倉城が見えるアングル。本当は橋の上のイルミネーションも撮ろうと思いましたが、寒いのでやめました。画質が荒くてすいません。

 ということで数分間外に出たあと戻ります。食堂街のどこで食べようか。うなぎ料理の「川淀」もいいのですが、「カキフライ」の大きな看板が目にとまり、「とんかついなば」という店に入店。
とんかついなば
 女房は定食を頼み、僕はご覧の「カキフライ単品」にゲソフライなどを注文。もちろんビールとお酒を飲んで、満足して帰りました。平日だからでしょうか、人が少なくてゆったり食べました。
 

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

高校の推薦入試で収賄

 いやはや困ったものです。福岡県の県立高校で部活動顧問の教諭が、推薦入試に関して受験生の親から賄賂をもらって合格させていたというもの。なんらかの通告が警察にあったのでしょうが、本人も認めているということで、県の教育関係機関は大騒ぎになっています。もちろんこれは「受託収賄」にあたるわけで、政治家ではよく聞きますが、教育現場では(ないとは言いませんが)極めて珍しいことです。

 私立高校は別として、通常「公立高校」は公平・平等が求められています。ただこれはいわゆるペーパーテストによる受験についてであって、公立高校でも推薦入試の場合は、ある一定の条件を課して「優秀な」生徒をとることができます。僕は山口県しか経験がありませんから、そこはご了承いただくとして、まずは県の教育委員会が「推薦入試の指針」を公開し、どのような生徒を合格させるかを発表します。さらに各高校でも、「うちの学校に欲しい人材」としてその条件をきちんと文書にして、中学校側に送るわけです。
 もちろん、部活については、高校の顧問と中学校の顧問の間で力のある生徒の情報を交換していきます。たとえば野球やサッカーだけでなく、広く運動部では行われています。さすがに進学校では、無理に成績の悪い生徒を取ると高校生活が続かない可能性がありますから無理はしないでしょうが、普通の高校ならそう簡単には落第しないので。

 さて、ここからですよ。顧問と顧問の間でだけ話を進めると、そこに保護者が絡んできて、今回のような問題が起こるのはありがちです。昔は正直、けっこうおおっぴらにやっていた気もします。ですから現在は、中高の間は校長が前面に出て連絡を取り合う。また校内での選抜に関して、該当部活の顧問は入れないようにする。もちろん「推薦枠」は間違いなくありますよ。その学校の名物部活があれば、そこが多い人数枠だろうし、今は「特色ある学校づくり」を進める方向なので、「不公平」という見方はあたらないと思います。

 と、なんとなく他人事としてお話ししていますが、これは僕が中学校から生徒を「引っ張る」ということをしたことがないからです。陸上部は、たまたま優秀な生徒が来れば、その子の力で全国にいくわけです。いなければそこそこの部活ということになりますし、中学時代は文化部だったというような生徒が育つと楽しかったり、という程度の教員だったからです。一生懸命、自分の部活を強くしたいと思っている先生が陥りやすいのが、今回の事件かも知れません。

テーマ : 気になるニュース
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チルソク現場監督

Author:チルソク現場監督
男 1958年生まれ
北九州市小倉北区出身

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